サンマの炊き込み寿司
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ドスイカというイカがいる。名前はあまり知られていないだろうが、羅臼の道の駅でよく売られている。
分類学上では、
軟体動物門頭足綱ツツイカ目開眼亜目テカギイカ科 ドスイカ Berryteuthis magister
となるらしい。体の水分が非常に多く、鮮度が落ちやすいのだそうだ。だが、その分だけ身が柔らかく煮ても、焼いても、揚げても美味しい。刺身には向いていないが、いろいろな食べ方が楽しめる。
最近、道の駅に寄ると、このイカがよく売られている。先週、足を5ハイ分買ってきた。お値段、全部で百円。
値段もまた、魅力なのである。
この日、併せてワカサギも買った。この新鮮なワカサギ、198円。食べきれなかった。


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実は、東京の「伊せ喜」で「どぜう丸鍋」を食べた時、同時に「なまず鍋」も食べたのだ。昨年まで羅臼ビジターセンターで働いていたYさんが横浜の実家に帰っていて、今回「ジンガロ」鑑賞に同行してくれたので、そのついでに「伊せ喜」にも付き合ってくれた。そこで、ドジョウとナマズをそれぞれ一人前ずつ注文し、両方味わうことができた、と言うわけである。
このナマズが、ドジョウに勝とも劣らない美味しいものだった。
まず、鍋はすき焼き風の味付け。甘辛い醤油の味でやや濃い目の味。ナマズの身は大きめに切られていて、胃や肝臓、卵巣とおぼしき内臓も含まれている。野菜とともにサッと煮て生卵に浸けて食べる。
ナマズは子どもの頃、たまに川で捕れた。ドジョウやフナなどを捕まえるために川底を網でかき回すのだが、ごく稀にナマズが入ってくる。子どものことだから、獲物の珍しさに応じてランクをつけて分類していた。ナマズは、間違いなくかなり「上位」の方である。もちろん、この「ランク」は僕の育った函館近郊に限ったことであろうけれど。
そんなナマズが、よそ行きの表情?でお皿に載っていた。もちろん変わり果てた姿で。
煮えて、味が染みこんだ頃合いに箸でつまみ上げ、卵を絡ませて口に運んだ。コリコリとしているが柔らかい。第一印象は「フワッとした食感」だった。カジカに似ていないこともないが、身全体が柔らかいという点で、大きく違っているとも感じた。正直なところカジカのよりも美味しく、すき焼き風の味付けに良く合っている。
食べたのがナマズだっただけにじしんが付いたように感じた、体験でありました。
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実は、昨日、「ジンガロ」を観てからドジョウを食べた。友人から紹介してもらった「どぜう屋さん」がジンガロの会場近くにあった。
高校生の頃、自分で捕まえたドジョウを食べてみた経験はある。その時は、ただ骨がうるさく、味も泥臭いようなカビ臭いようなもので美味しいとは感じなかった。しかし、東京には「どぜう」と書かれた看板を挙げている店が結構ある。一度、そういう店で「正式な」どぜう鍋というものを食べてみたかったのだ。良い機会だと思った。
店は、深川。小名木川にかかる高橋(たかばし)近くにある「伊せ喜」という。いかにも老舗らしい構えで、ちょっと敷居が高い感じだった。友人の推薦がなかったら若干尻込みしたからも知れない。
いろいろなメニューがあったが迷わず「どぜう丸鍋」というのを注文した。
小さな円形の浅い鉄鍋に10cm足らずの小さめのドジョウがびっしりと並んでいる。火にかけて割り下を注ぎ足しながらじっくりと煮込む。他に入れるのはネギだけ。柳川ではないのでゴボウなどは入れないらしい。
どぜうには日本酒だな、と考えて冷酒を注文した。島根のお酒その名も「どじょう舞」無農薬有機米100パーセントを原料に作られた酒で、ぴりっと引き締まった味でスッキリした飲み口。それでいて芳醇。(なんだかどこかで聞いたような表現だなあ)「日置桜」に似た味わいの美味しいお酒だった。
そして、店員さんがはじめに持ってきた僕のグラスにヒビが入っていた。そのことを言ってグラスを交換してくれるよう頼んだ。すると、なんと「どじょう舞」1本(360ml)をサービスしてくれるではないか!
さすが老舗。(どこが「さすが」なんだろう)これで、「軽く一杯」のつもりが「二杯」になり、そのまま飲み逃げでは失礼だから3本目を頼まざるをえなくなった。う~んありがたい。(何が「ありがたい」んだろう?)
肝心のドジョウ。臨席の上品なおばさまはかなりの「どぜう通」の様子だったので、丸鍋の食べ頃というのを教えてもらった。身が丸くなり始めた頃が良いらしい。煮上がってきたので一匹を口に入れてみる。柔らかく、香ばしく、甘く、骨はサクサクとしている。舌の上でとろけるような食感。素晴らしい。
親しい友人の栄養士が以前に情報をくれていた。ドジョウの栄養成分。ビタミンE、
カルシウムはサケの78倍、鉄は11倍、リン、レチノール(眼に良い)、などなど。大変な栄養食品らしい。
味といい、酒との相性といい、最高の食事を楽しむことができた一夜でありました。
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先日、我が家に遊びに来た友人がサトイモを持ってきてくれた。僕は、サトイモの煮物などは好きなのだが、自分で調理したことがなかった。あのネバネバした感じが、取っつきにくさの主因だ。それと、身近に無い食材だったということもある。
非サトイモ文化圏で育ったわけであるね。
友人は、サトイモを皮のまま茹でた。茹であがったサトイモは実に皮が剥けやすかった。茹でて皮を剥いたサトイモに彼女の手作りの味噌を付けて食べた。こんな美味しいものを今まで知らずに生きてきたことが悔やまれるほどの味だった。丹念に作られた味噌があったから、ということもあるが、素材の持っている食感と味がそのまま生かされていた。
今夜、夕食のメニューを考えた。明日から東京に行く。だから残り物の整理を兼ねた夕食となった。大きすぎて茹で時間が違う、という理由でその時食べられなかったサトイモが一つ残っていた。
もちろん、茹でて、味噌を付けて……
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